こんにちは。
先週の週中は寒さが戻り、雪もちらついていた京都でしたが、昨日日曜日は曇りながらも、暖かく過ごしやすかったですね。
家の沈丁花も1週間前は蕾でしたが、週末辺りから蕾がほころび始めています。
この週末は皆様、いかがお過ごしでしたでしょうか。
私は、久しぶりに歯医者に行ってきました。
虫歯ではなく、歯のお掃除に。(自慢ではないですが、今まで虫歯になったことはないんです)
今どきの歯医者さんて、明るい雰囲気で、BGMにJPOPなんか流れていて、昔のイメージとは違いますね。
ところで、皆様、歯医者と言えば、独特の香りを思い出されるのではないでしょうか。
そうあの香り!!
人によっては、あの香りが好きとか、治療の痛さを思い出されて嫌いだとか二通りに分かれると思います。
あの香りの正体は!!
オイゲノールという成分に酸化亜鉛が混ぜられたユージノールという成分だそうです。
このユージノールには、局部麻酔作用や鎮痛作用があると言われ、歯医者さんでは昔から使われる薬品だそうです。
この成分が多く含まれている精油がユーカリやティトゥリーと同じフトモモ科のクローブ(丁子)です。
漢方でも使われれている植物ですね。
蕾が釘に似た形をしているので、釘と同じ意味の丁をとって丁子と言われているそうです。
ご存知の通り、植物から分泌される精油は、天然の有機化合物の集まりで、様々な薬理作用があると言われており、
古代からハーブや漢方として伝わってきています。
さらに現代でも化学的に応用しているのって、昔の人はすごいなぁと感心してしまいますね。
後、スパイスとして料理にも利用されています。
香りづけやナツメグと同じように肉の臭みを取ったり、また殺菌、防腐作用もあるそうです。
皆様、もし歯医者に行かれ、クローブの香りを感じられることがあったら、クローブっていい仕事しているのねと思い出してくださいね(笑)。