みなさま、こんにちは。
今日は、三連休の最終日となりました。
私ども、HRCはお仕事しています!!
ところで、先週末は、祇園祭のクライマックスに向け、宵々山、宵山と夕方6時から四条界隈は
歩行者天国になり、屋台などが出て、大賑わいでした。
そして、昨日は、前祭りの山鉾が巡行し、夕方からは御幸祭の神輿が出て、祭りは最高潮に達しました。
私も久々にテレビでの山鉾巡行を視聴しました。
お稚児さんが注連縄で作られた結界を刀で切る所作には、私まで緊張し、スパッとキレイに一度で
切れたときは、ほっとしました。
平安時代から続く祇園祭。応仁の乱等で何回か中断されたときもあったようですが、現代まで粛々と
受け継いで来られています。
そして、祭りの主役の山や鉾には、国宝級の胴懸けがかかっています。
胴懸けのモチーフは、東西古今様々で、16世紀頃のベルギー製のタペストリーやゴブラン織り、
ペルシャ絨毯などがかけられています。
欧風、日本風、中国風、中東風、宗教問わずです。
厄病祓いのための日本のお祭りに、東西問わずのモチーフに、なんともおおらかさを感じます。
江戸時代では、豪華絢爛な胴懸けをすることで、それぞれの鉾町の町衆の経済力を自慢するためだった
とも言われていますが、人々が平安な世界を祈っていたことには違いないでしょう。
24日の日曜日にも後祭りの山鉾巡行があります。
祇園祭は7月1日~31日まで1ヶ月に及ぶお祭りです。
関係者の方々が怪我などなく無事終わることを祈っています。
そして、祇園祭が終わると夏真っ盛りです。
皆様も怪我などなく、夏をお楽しみください。
祇園祭の画像ではないですが、夏らしいモチーフの画像を。
おいしかったです。(笑)