こんにちは。
この週末は、また大雪に見舞われ、日本海側にお住まいの方は、大変だったようですね。
今週半ばは、気温が上がって、雪崩などが起きやすくなるようですので、お気を付けください。
さて、先々週の日曜日に、精油についての講座を受けてきました。
オーガニックのことや偽和のこと、抽出、そして、ブレンド、嗅ぎ分けなど、5時間に及ぶ講座でした。
中でも、知っているようで知らなかったことがわかり、目から鱗でした。
精油は、透明なものは少ししかなく、色がついているものが大半だそうです。
その色も、同じ植物であっても、採取される年や土地、天候によって、色が異なってくるそうです。
なので、逆に、透明な精油はその植物の精油100%ではないと疑った方がよいそうです。
そして、私にとって、最大の課題だったブレンド術。
施術のときは、クライアントの体調に合わせることに目が行きがちで、全体の香りのバランスを
考えていませんでした。
そこで、基本のトップ、ミドル、ベースに加えて、トップ・ミドル、ミドル・ベースの香りも
考えてブレンドすると、とてもいいバランスになるそうです。
化学的な観点だけではなく、アーティスティックな観点からも精油をブレンドすることも大切だと
学びました。
講師の方は、精油のブレンドの香りだけで、クライアントの体調を整えるカウンセリングされているそうです。
体のトリートメントだけがアロマセラピーではない、基本的なことに気付きがありました。
香りはダイレクトに大脳辺縁系に届きます。この部分は、好き嫌い、感情的なものを司るところです。
その先の視床下部にも影響あり、視床下部は人間の体内環境をいつも一定に保つために、
自律神経のバランス調整や体の各器官にホルモンを使って、指令を出す場所です。
その視床下部に精油の成分の影響があり、徐々に体調を整えてくれるようです。
これから、精油をブレンドするときは、化学的なこととアーティスティックなことを
念頭におきたいと思いました。