皆様、こんにちは。
昨日くらいから、関西は一気に気温が下り、少し寒いです。
天気もずっと悪く、気分もさっぱりしませんね。
さて、私、先週末に大阪のあべのハルカス美術館に、北斎展を見に行ってきました。
NHKの放送でやたら北斎推しの番組をやってましたので、ぜひこの目で見たいと思ったのです。
あべのハルカス美術館は、土曜とあって、入場券を購入するのに、30分ほど並び、更に中は
混み混みで、人垣の合間から観賞するような感じでした。
しかし、NHKの番組を見ていたおかげで、作品の見方が変わりました。
あの有名な神奈川沖浪裏や小布施にある屋形の天井絵の濤の波が割れる瞬間の白波の爪は、
5,000分の1の速さを瞬間的に捕らえたときにできるもので、江戸時代に北斎どうのうようにして、
爪を見たのか、大変興味深いものでした。
また、北斎の娘お栄の才能も素晴らしく、江戸時代、贅沢を禁じられていたため、絵の女性の
着物も地味な色合いで描かれていますが、着物の下の赤い襦袢がちらりと袖口からのぞいて、
艶かしかったです。また、光と影の対比が素晴らしい描き方をしています。
皆様も、機会があれば、是非、北斎展に足を運ばれてはいかがでしょうか?
そして、観賞後は、食欲の秋で、パンケーキを頂きました。
オレンジジンジャーのソースとヨーグルトソースでさっぱりとおいしかったです。