皆様、こんにちは。
また一段と寒くなりました。
さて、昨夜、1年にわたって放送されていた「おんな城主直虎」が最終回を迎えました。
徳川260年の時代を支えることになる前の井伊家お話でした。
私は、第一話からかかさず、視聴していました。
最初は、好きな俳優さん目当てで見ていたのですが、段々とストーリー自体にのめりこみました。
歴史の中で、ほぼ脚光を浴びていない、一城主、しかも女性、一般の方々は、どうなることやらと
思われていようですが、それが逆に、自由に物語を紡ぐことができ、史実も織り交ぜながら、
絶妙な内容になっていました。
また、毎回のサブタイトルも楽しみにしていました。
サブタイトルは、映画やドラマのパロディで、例えば、「綿毛の案(赤毛のアン)」、
「嫌われ政次の一生(嫌われ松子の一生)」、「信長、浜松にきたいってよ
(桐島、部活やめるってよ)」などなど。
ドラマで号泣した後に、予告でこのサブタイトルが流れるたびに持って行かれ、私の
涙を返して!!となっていました(笑)
この女性の主人公直虎(おとわ)は、戦でたくさんの人が亡くなり、田畑や家を燃やされ、
失うことばかりを経験し、戦のない世にしたいと思っていたのです。
自分の多くの身内、領民を戦のたび、失い見送る運命だったゆえに、切に願っていました。
財政も、軍事力もない、小さな城主は知力で、戦国の世を渡ってきました。
最初は若いがゆえに、真正面から向かっては、うまくいかないことがありましたが、
周りの人たちの助けやかかわり、大切な人を亡くした悲しみを胸に抱きながら、
真のおんな城主となったのです。
ドラマの中で起こる出来事は、私達の生活や社会に通じ、共感しました。
本当に、素晴らしいドラマだったと思っています。
12月30日には総集編があるようなので、しっかり録画したいと思っています。
本当は、DVDを揃えたいところですが、懐が寒いので我慢します。
仕事とは全然関係のない内容になりましたが、この感動を皆様に語りたくて、
書いてしまいました。